プレセット型トルクレンチについて

本日はお問い合わせの多いプレセット型トルクレンチについてお話しします:sparkles:

 

●トルク管理って必要?使い方は?【トルクレンチ】はとても重要な道具!!【藤原産業】が徹底解説します

先日投稿しました動画内では 7:38~実際にプレセット型トルクレンチを体感する 10:38~注意事項 で説明しております。

 

〇トルク値を設定するときには…

プレセット型トルクレンチはカチッという音と衝撃でお知らせしてくれる工具となります。

音と衝撃は環境によっては感じにくいので設定したいトルク値を設定する前に

一番低い設定値で事前に設定完了の感覚を養う必要があります。

設定完了後にさらに締め付けると再びカチッという音が鳴りますが、

オーバートルクとなってしまいボルト・ナットといった

部品自体を破損させてしまう可能性が高くなったり、重大な事故を発生させる原因となります。

 

〇トルクレンチを保管するときには…

プレセット型トルクレンチは本体にスプリングが入っているので保管する際は

1番低い設定値にすることが重要です。

動画内でご紹介させていただいたプレセット型トルクレンチは

最低測定値が20N・mなので、その値で保管します。

高い設定値のままで保管するとスプリングに負荷がかかり続けるため、測定精度が下がったり、

本体の寿命が短くなったりします。

作業後は必ず、トルクレンチの測定値の1番低い設定値に設定して保管しましょう。

 

 

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