こちらは金物資料館で展示されていた【和釘:やまとくぎ】です。
Wikipeidaによると、和釘とは…
●洋釘が日本に伝わるまでは、日本の釘は全て和釘だったが、やがて洋釘が一般となり、和釘はほぼ消滅した。
●古式日本建築、仏像や和船などの新造や修理などで、その耐久性の高さから現在でも使われることがある。
…とあります。
現在の一般的な釘のように丸くなく、四角いのが特徴です。
和釘は、1本1本を火造り鍛造で造られており、現在の丸釘・タッカー釘とは根本的に違うということです。
こちらは三木の伽耶院が昭和60年に解体・修復された際に出土した和釘と、その保管されていたを釘使用して、伝統ある播州三木打刃物に造り上げたものです。
この和釘は、約390年前に砂鉄を原材料として「古代たたら製鉄法」によって造られたもので、大変貴重なものだそうです。
約390年前の釘がこうして残っているなんて、和釘ってとても丈夫なんですね~。
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