先週、タイヤ交換に便利な新商品のレンチセットの動画を公開しました。
タイヤの取り外しとタイヤの取り付け・ホイールナットの仮締めまではこちらのレンチセットで対応
できますが、最終的なホイールナットの締め付けはトルクレンチという工具が必要です。
厳密にはタイヤだけではないですが、走行に影響する箇所のボルトナットに規定トルク
(この力で締め付けて下さい)といった数値があります。
メーカーごと、車両ごとにこの規定トルク値を定めており、この規定トルク値ではなく
感覚で締める(特に素人の手トルク)と最悪の場合、走行中に脱輪などして重大な事故を
引き起こす可能性があります。
このような事故を引き起こさないためにもタイヤ交換ではトルクレンチでのトルク管理は
必ず行う必要があります。
締付の規定トルク値は自動車ではおよそ70~120N・mといわれています。
タイヤの規定トルク値はディーラーさんにお問い合わせください!
本日はこの範囲の規定トルク値が測定できる、おすすめのトルクレンチをご紹介します✨
トルクレンチの種類について
藤原産業で取り扱っているトルクレンチは大きく2種類に分けられます。
ひとつめはプレセット型トルクレンチという、カチッという音と衝撃で規定値を知らせてくれる
トルクレンチ、ふたつめはデジタルトルクレンチという、音と衝撃とあとは光で規定値を
知らせてくれるトルクレンチがあります。
差込角が12.7sqでトルクの測定範囲約70~120N・mが測定できるトルクレンチを3つご紹介します。
1.E-Value プレセット型トルクレンチ ETR4-200
お買い得なE-Valueブランドからディープソケットとエクステンションバーとトルクレンチが
セットになったトルクレンチセットが出ています。ソケットがセットで付いているため
すぐに使う事ができます◎ディープソケットは17mm・19mm・21mmの3サイズあります。
エクステンションバーを使う事でさらに奥まった所のホイールナットなどの締め付けができます。
差込角:12.7mm(1/2インチ)、トルク設定範囲:40~200N・m
セット内容:専用ハードケース・ディープソケット(17・19・21mm)・エクステンションバー125mm
2. SK11 プレセット型トルクレンチ STR4-140
ブラックボディに金色の目盛り表示なので見やすく、見た目もカッコいいトルクレンチです。
ただ、ホイールソケットに合うソケットを別で買う必要はあります。
差込角:12.7mm(1/2インチ)、トルク測定範囲:20~140N・m、ラチェットギア数:36山
セット内容:検査成績表・専用ハードケース
3. SK11 デジタルトルクレンチ SDT4-135
デジタル表示で見やすく、高精度のトルク管理ができるデジタルトルクレンチです。
設定トルクに到達すると、ブザー音とLEDの光でお知らせします。
設定トルク値と測定トルク値を他の単位換算出来ます。
約2分間操作しなければ自動的に電源が切れるオートスリープ機能付きです◎
差込角:12.7mm(1/2インチ)、測定範囲:6.8~135N・m・精度保証範囲:27~135N・m
測定単位:N・m(単位換算機能付きkgf・cm、lbf・in、lbf・ft)、ラチェットギア数:52山
電源:単4乾電池2本
セット内容:付属品:単4乾電池2本・電池カバー用ドライバー・ハードケース・取扱説明書・検査成績表
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