普通の剪定鋏だと太い枝になると手が痛くなったり、切れなかったりと大変ですよね。
そんな時に役に立つのがラチェット式剪定鋏です。ラチェット機構で約1/3の力で切れるため
女性の方にもおすすめのハサミとなっています!
ラチェット機構を使うには枝を奥の方で噛んでからちょっと刃を開きます。
するとギアが1段階進み、刃が食い込みます。もう一度ちょっと刃を開くと
ギアがもう一段階進みます。
・刃を全開にしてしまった時は…
ギアが引っ掛かってスムーズに刃を閉める事が出来なくなってしまいます。
その時はグッパーというように閉じたり開いたりして切ってください。
使いはじめの内にギアの感覚は難しいかと思いますが、何回も握ったりして感覚を養ってください。
■交換に必要な工具
(刃の交換)・プラスドライバー#1 ・六角棒レンチ4mm ・ボックスレンチやモンキレンチ ・金づち
(バネの交換)・先曲がりのペンチや先の細いラジオペンチ
作業の際にはケガに気を付けておこなって下さい!
■刃の交換方法
はじめに剪定ばさみを開いて刃を固定しているネジを外していきます。
ネジを外す順番は①②どちらからでも大丈夫です。
①のネジを4mmの六角ビットまたは六角棒レンチで外していきます。
受けのナットがシールの後ろにありますが、これはそのままで大丈夫です。
②のネジを#1のプラスドライバーで外していきます。裏面のナットを固定しないと
空回りして外れないのでモンキーレンチで固定して外していきます。
この2か所のネジを外すことで刃を取り外すことができます。
取り付けは新しい刃を先程の手順でしていけば完成です。
■バネの交換方法
バネは剪定はさみ本体の取りにくい所にあるので、先が長く、曲がっているペンチがオススメです。
無ければ先の細いペンチで取り外せます。
新品のバネを取り付ける際、バネの輪っかの大きさを確認してください。
バネの輪っかの径が大きい方を下にして取り付けて下さい。
取り付けるバネをペンチで持って本体の中の銀の金具に取り付けていきます。
金具には2つの爪があり、そこにバネを引っかける形で取り付けます。
ハサミを全開の状態でバネを金具の爪に押し込むのがコツです。
バネを取り付けた後、ちゃんと動くかハンドルを持って確認してください
後の刃の取り付けは同じです。ラチェット部分がきちんと動くように穴に通してください。
■替刃のネジについて
新モデルはこれまで紹介してきたようにラチェットの固定部分はプラスネジになっていますが
旧モデルはピンとワッシャーで固定してあります。
そのため、刃を交換する時に困るという方が多くいらっしゃいました。
旧モデルの刃の交換をする時のピンとワッシャーの外し方を紹介します。
まず、ハサミをワッシャー側を表にしてハンマーで叩いてください。
なるべく本体をしっかり押さえてから作業して下さい!(刃物ですので手袋をして作業してください)
旧モデルの方は刃を交換したら、現行のネジタイプに換えて頂くと後の交換時に楽です
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