こちらは三木金物資料館の敷地内にある、村のかじや記念碑です。
「村のかじや」は、鍛冶屋さんの心意気や仕事ぶりを歌った童謡です。
金物資料館の入り口を抜けると、この歌の音色のチャイムが流れるようになっています。
♪ しばしも休まず 槌うつ響き
飛び散る 火花よ 走る 湯玉
鞴(ふいご)の風さえ 息をもつかず
仕事に 精出す 村のかじや
この歌の場所・作詞・作曲は詳しくはわかっておらず不明です。
昭和52年には文部省の小学校学習指導要領の共通教材から削除され、それ以後、教科書出版社の音楽教科書から消えはじめ、昭和60年にはすべての教科書から完全に消滅しました。
この記念碑は、「この歌は我々の心意気や仕事ぶりを歌ったものだから、後世に残し、歌い継いで三木の金物と一緒に伝えていきたい」という鍛冶屋さんたち思いから設置されたものです。
ごく一部の駅のホームで、電車の通過・到着のメロディとしても使用されているそうです。
どんなメロディーか気になる方はぜひ金物資料館に行ってみてくださいね~♪